国会ウォッチ!

知ってるようで意外と知らない。そんな国会の様子をレポートします。

委員会について

昨日は、第193回国会が招集され、「開会式」や安倍首相の「施政方針演説」などが行われましたが、実は国会にはもう一つ、重要な役割を果たす存在があります。

それが「委員会」です。

 

「委員会」は、国会での本会議に先駆けて、それぞれの委員会の目的に関連する様々な制作や法案について議論をすることを目的としています。

新しい法案などは、この「委員会」での議論を経て、国会の本会議での採決にかけられて可決か否決かが決められます。

 

「委員会」には、大きく分けて「常任委員会」と「特別委員会」があります。

この内、「常任委員会」は衆参両院にそれぞれ必ず設けることが法令で定められています。

現在、常設で設けられている委員会は、衆参どちらも17あります。

数が同じなので、同じ委員会があると思ってしまいますが、一部の委員会は役割がほぼ同じですが名称が違うものがあります。

 

衆議院常任委員会

・内閣委員会

・総務委員会

・法務委員会

・外務委員会

財務金融委員会

文部科学委員会

厚生労働委員会

農林水産委員会

経済産業委員会

国土交通委員会

・環境委員会

安全保障委員会

国家基本政策委員会

予算委員会

決算行政監視委員会

議院運営委員会

懲罰委員会

 

参議院の常設委員会

・内閣委員会

・総務委員会

・法務委員会

外交防衛委員会

・財政金融委員会

・文教科学委員会

厚生労働委員会

農林水産委員会

経済産業委員会

国土交通委員会

・環境委員会

国家基本政策委員会

予算委員会

・決算委員会

行政監視委員会

議院運営委員会

懲罰委員会

以上が、衆参両院の「常任委員会」です。

国会議員は、大臣などの官職を兼任するのでない限り、自分が籍を置く議院の委員会のどれかに必ず所属しないといけません。

 

これに対して、その時の必要に応じて臨時で設けられるのが「特別委員会」です。

国の重要な政策や、大規模災害への対応を専門的に協議する必要がある場合などに設けられます。

第193回国会では、以下の委員会が設けられましたが、その全てが昨年閉会した第192回国会から継続しているものです。

 

衆議院の特別委員会

災害対策特別委員会

・政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会

・沖縄及び北方問題に関する特別委員会

北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会

消費者問題に関する特別委員会

・科学技術・イノベーション推進特別委員会

東日本大震災復興特別委員会

原子力問題調査特別委員会

・地方創生に関する特別委員会

 

参議院の特別委員会

災害対策特別委員会

・政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会

・沖縄及び北方問題に関する特別委員会

北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会

消費者問題に関する特別委員会

・政府開発援助等に関する特別委員会

東日本大震災復興特別委員会

 

 

昨日は、国会の「開会式」に先立って、この特別委員会がそれぞれ開催されました。

議事の内容は、初回ということもあり、どの委員会も委員長や理事などの役職の選任が行われて終わりました。 

週明けからの国会の論戦は、この「委員会」の場で主に進められることになるのです。