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国会ウォッチ!

知ってるようで意外と知らない。そんな国会の様子をレポートします。

その頃、参議院では・・・

さて、ここまで衆議院の動向を中心にご紹介してきました。

先に触れました通り、憲法で「衆議院の優越」が認められていることもあり、法律案も予算案も、なんでも衆議院の方が先に審議するわけですが、その間、参議院は何をしているのか?

 

基本的には衆議院での審議が終わらないと参議院での審議は始まりません。

しかし、週銀の審議待ちの間も、出来ることは色々あるんです。

 

まず最近の動向で言えば、23日(月)に衆議院で大臣の演説に対する質疑が行われた、その翌日24日(火)から昨日25日(水)まで、参議院でも大臣の演説に対する質疑が行われました。

参議院代表質問(1日目)(平成29年1月24日):参議院

参議院代表質問(2日目)(平成29年1月25日):参議院

 

一方、参議院でも「目に見えないところ」で、議会は動いています。

まずは衆議院の件でも紹介しました「質問主意書」。

実は参議院でも、すでにいくつかの質問主意書が提出されています。

第193回国会質問主意書・答弁書一覧:参議院

現時点では、民進党新緑風会有田芳生議員による北朝鮮関連の質問主意書が多数を占めています。

まあ有田議員は、議員になる前は北朝鮮拉致問題などを追及していたジャーナリストですので、昨今の北朝鮮情勢の動きを踏まえて、自身の得意とする分野で行動を起こしているようですね。

 

また衆議院では、まだ提出された案件はありませんが、参議院ではすでに10件の請願が提出されています。※1月26日(木)現在

第193回国会請願一覧:参議院

「請願」というのは、国民が国に対して個別の要望を直接訴える制度で、憲法第16条で保障された「請願権」を実現するための制度です。

よく街を歩いていると、何かを国に求めるために署名活動をしている人たちを見かけますが、あれは請願の際に提出するための署名を集めているんです。

 

集まった署名と請願の内容は、国会議員を介して国会に提出されます。

現在提出されている請願は、ほぼ全て日本共産党参議院議員たちの連名で提出されています。

一つだけ「教育費負担の公私間格差をなくし、子供たちに行き届いた教育を求める私学助成に関する請願」は、日本共産党の辰巳孝太郎議員と自由民主党平野達男議員の連名で提出されています。

普段は意見の対立することの多い両党の議員ですが、テーマによっては、こうして行動を共にすることもあるんですね。

 

このように参議院でも、本会議や各委員会という場でなくとも、様々な活動をしているわけですね。