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国会ウォッチ!

知ってるようで意外と知らない。そんな国会の様子をレポートします。

1月30日(月) 情報監視審査会がひっそりと開催されていました

第3次補正予算案の審議ばかりが注目されていたためか、おそらくほとんどの方は気づいてないのではと思いますが、1月30日(月)に衆議院の情報監視審査会が、ひっそりと開催されていました。

第193回国会 衆議院公報第8号 情報監視審査会経過

 

この情報監視審査会、2013年(平成25年)制定の「特定秘密の保護に関する法律」に基づいて、行政における特定秘密の保護に関する制度が適法に運用されているかどうかをチェックするための期間です。

「特定秘密の保護に関する法律」が国会で可決された際、

「本当に『国家機密』と言えないようようなものまで、国の各機関が秘密指定をするかもしれず『行政の活動は情報公開すべき』という民主主義の精神に反する恐れがある」という懸念の声が強かったことから、国会法第102条の13で衆参両院に設置するように規定されたという経緯があります。

第189回国会から実際に始動して、毎回6~8回開催されています。

 

その情報監視審査会の今国会における第1回の会合が開催されたのですが・・・

「本日の情報監視審査会について、情報監視審査会の会議録中特に秘密を要するものと決議した。」

 

どういうこと・・・?

 

よくよく見ると、第189回から第192回までの国会の会期中に開催された情報監視審査会の経過報告を見ると、ことごとく

「本日の情報監視審査会について、情報監視審査会の会議録中特に秘密を要するものと決議した。」

 

つまり情報監視審査会の会議録そのものを非公開とすることにしたというわけです。

これでは、どんな「特定秘密」が、どのような審査の末「秘密」に指定されたのか、全く分かりません。

 

「重大な秘密」だから完全非公開なんじゃないか、と言われたらそれまでです。

しかし「秘密」の内容を伏せるのは当然として、

・誰が申請したのか?(外務省?防衛省?)

・おおまかに何の案件についてなのか?(「国防について」とか「〇〇条約の交渉について」といった漠然とした情報で十分)

 

それすら完全非公開というのは、どういうことでしょうか?

自分たちが、何を審議したのかすら非公開というのでは、そもそも情報監視審査会という機関が存在している意義というのはあるのでしょうか?

 

開示された情報を見て、なんとも腑に落ちない気分になりました。