国会ウォッチ!

知ってるようで意外と知らない。そんな国会の様子をレポートします。

実はしっかり働いている参議院

3月いっぱい世間を賑わせた「森友学園問題」も、いつの間にやら下火になって、気がつけば籠池元理事長個人への刑事告訴云々という話に落ち着いてきている今日この頃。

結局、8億円近い国有地の値下げの真相はうやむやのままで終わりそうな雲行きで、このままでいいのかと思ってしまいます。

 

ところで当ブログでは、ついつい衆議院の動向ばかり紹介してしまっていました。

これについて言い訳をさせてもらうなら、当ブログの記事引用元として利用している衆議院のホームページの方が、参議院のホームページよりも、法案や審議の進行状況のチェックが分かりやすいという事情があります。

 

とは言え、やはり「言い訳」には違いないので、参議院の動向を改めてチェックしてみたところ、なんと今国会だけで今日までに103もの法案が参議院議員立法として提出・審議されていました。

それをいちいち紹介するのは大変なので、詳しくは下記のリンクからご覧いただきたいと思います。

参議院議員提出法律案の一覧

 

前にも紹介しましたが、参議院は原則、衆議院の後で法案の審議をしますので、衆議院で法案が可決しないと、やることがありません。

そこで時間を無駄にしないためにも、参議院議員の法案提出権を最大限に活かすべく、自分たちが作った法案を衆議院に先立って審議するわけです。

もっとも法案の成立については憲法にも「衆議院の優越」が規定されていますので、たとえ参議院が先に審議して可決しても、衆議院で「NO!」と言われたら、それまでです。

 

そのせいか、参議院で提出・審議される議員立法は、基本的に与野党が対立して成立に苦労しそうな法案というのは、あまりありません。

中には明らかに意見が対立しそうな法案や「そんな法案、必要か?」と言いたくなるような法案もありますが、そもそもそんな法案を出すこと自体、本気で法案成立を狙うというより「何もしてないのは具合が悪い」のでアリバイ作りのために提出・審議しているんじゃないかと思えます。

 

とは言え、日常で感じる法律の不具合をきちんと直してくれるのであれば、そういう法案はもちろん大歓迎なので、参議院議員の皆さんにもしっかり頑張っていただきたいですね。