国会ウォッチ!

知ってるようで意外と知らない。そんな国会の様子をレポートします。

何をしてるの?

森友学園問題が下火になってきたと思ったら、今度は北朝鮮問題と思い切りスケールの大きな問題が持ち上がったりと、第193回国会の開会から忙しなく動いている感のある国会ですが・・・

 

実は、全く活動をしていない常任委員会が二つあるんです。

それが、

衆議院国家基本政策委員会参議院行政監視委員会の二つです。

この両委員会、国会が開会して以来、まったく活動をしていません。

他の委員会が、特に目立った活動をしていないまでも、理事の選任など何かしら集まっているのに対して、本当~に何もしていないのです。

 

よく見ると、この二つの委員会は、それ以前の会期でも、2、3回開催された以外は、ほとんど活動実績がありません。

 

その理由を色々考えてみたのですが、過去の議事録等見ていると、どうも予算委員会など他に委員会とやってることが重複気味なのが原因かもしれません。

例えば国家基本政策委員会は、その名の通り国の方針を協議するための委員会で、テレビでよく見かける「党首討論」をやる委員会です。

でも党首討論って、結局のところ、イギリスの国会をまねただけのパフォーマンスにとどまっている傾向があり、実質的な国政についての審議は、ほとんど予算委員会でやってしまっているんですね。

そんなわけで、めったに開催されない委員会になってしまっているのですが、これこそ「無駄」というべき代物かもしれません。

 

参議院行政監視委員会も同じようなもので、「行政全般の評価・監視を行う」のが目的なのですが、これって結局、他の各委員会で間に合っていることなんですね。

 

じゃあ、なんでそんな必要性の低い委員会が常任委員会として存在するのか?

 

個人的な邪推ですが、既存の委員会だけではすべての国会議員を割り振ることが出来ないので、全国会議員が何らかの委員会に所属している形をとるために、わざわざ増やしたんじゃないかと・・・

 

もしそうなら、「行政の無駄」をチェックするどころか、立法府がとんだ無駄を作っていることになるわけですが・・・