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国会ウォッチ!

知ってるようで意外と知らない。そんな国会の様子をレポートします。

地味ですが大切な協定のお話

久々の更新となりますが、ちょっと面白い審議を見つけたので、今回はそのお話を。

 

5月12日(金)に開催された衆議院の外務委員会で、次のような協定についての審議が行われていました。

・社会保障に関する日本国とスロバキア共和国との間の協定

・社会保障に関する日本国とチェコ共和国との間の協定を改正する議定書

 なんのこっちゃという感じのする協定ですが、実はこれ、海外に住む日本人にとっては非常に重要な協定なんです。

 

この協定で対象となるのは、主に日本の各種年金の支給に関するルールです。

仕事などで海外に住んでいる日本人は、その滞在期間中の各種年金の加入状況によって、後日年金が受け取れないなどのトラブルに見舞われる可能性があります。

そこで相手国での滞在期間(具体的には5年を目安)に応じて年金の加入状況を判断し、場合によっては相手国側の社会保障制度による年金などの受給が可能になるように、社会保障制度を主管する厚生労働省が各国との間で協議をした上で、条件の整った国との間で協定を結んでいるわけです。

 

現時点で協定を締結しているのは

となっています。

今回は、新たにスロバキアが対象となる他、チェコについて一部改正が発生したため、その更新を求めて国会に提出されているわけです。

 

世界にある国の数を思えば、まだまだ少ないのが実情ですが、国際化で多くの日本人が聞いたこともないような国に住むことも珍しくなくなった昨今、こうした協定が少しでも多く締結されていくことが大事ですね。